ソシャゲ絵師がかくイラストの4種類と特徴まとめ
更新日: 2019年2月19日 .Games 編集部
イラストの仕上がりを大きく左右する「塗り」工程は、大きく分けて4種類あります。①アニメ塗り(セル塗り)。全ての塗り方の基本形で、必ずマスターしておきたい塗り方です。光源に基づいて、パーツの形状に合わせて光と影の形を作りながら制作します。明暗をどれだけ的確に分けたかで完成像がほぼ決まる、シンプルな作りが特徴です。・光が直接当たっている部分・影になっている部分・照り返しの光(反射光)が入っている部分。可愛らしさを強調した女性キャラクターの顔などで使用されることが多いです。 ②美少女塗り、ギャルゲ塗り。エアブラシで吹き付けたように塗る方法です。塗りの仕上がりがやわらかいのが特徴で、 「アニメ塗りよりも高級感を出す」「厚塗りほど重くない」という内容でソシャゲで1番支持のある塗り方の1つと言えます。・アニメ塗りで光源に基づいた大きな明暗を決める・影色を追加し、グラデーションやぼかしなどのブラシ表現を加える。③厚塗り(美麗塗り)。油絵のように、重厚感、立体感を強調した絵画風の表現が可能な、色をたくさん塗り重ねていく塗り方です。線画と塗りの境界が無くなる為、線画が無い、もしくは最終的に見えないように処理する場合もあります。ですので、非常に手数がかかります。「美麗系」と呼ばれるハイクオリティでレアリティが高いカードやリッチなイラストで使用されることが多いです。④中間塗り。顔:アニメ塗り。身体:ブラシ塗り。体のパーツに分けて塗り方を変え、平面塗りの可愛らしさを保ちながら身体は立体的で高級感を出すハイブリッドな書き方です。アニメ塗りの工程が出来ていないと、描写が進むにつれて明暗が曖昧になり、全体のバランスが崩れる可能性があります。
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